破風ってなに?役割は?
こんにちは!
寒い日が続きますが、風邪など引いてないでしょうか🤧💦
この時期ならではの悩みの一つで、
乾燥して皮膚がかゆくなる!
手がカサカサする!
リップクリームが手放せない!
などなど・・・
お肌の悩みやトラブルを抱えてる人も多いのではないでしょうか・・・?
乾燥はお肌の大敵ですが、乾燥といえばもう一つ気を付けなければならないのが
『火災』ですね🔥🔥🔥
ここ最近は火災のニュースも多いですし、消防車のサイレンも多く聞きます。
住宅全焼・・・などというニュースを見ると、直前までそこに『いつもの日常』が
あったはずなのに、見る影も無くなった家の映像を見ると、胸が苦しくなります😢
そこで皆さんに、この時期だからこそチェックして頂きたい部分がございます。
主に切妻屋根(三角屋根)のお家に住んでいらっしゃる方は特に見て頂きたい部分です!
屋根の形によっては存在しないお家も多数ありますが
『破風』とよばれる部分をご存じでしょうか・・・?
この部分が『破風(はふ)』です。
この破風には、どんな役割があるの?
破風の傷みを放置したらどんなデメリットがあるの?
疑問を持った方もいらっしゃると思いますので、ご説明していきます🏠
①破風の役割
①-1 防風
屋根は、吹き下ろしてくる風には比較的強い傾向にありますが
逆に吹き上げる風には弱いのです。
吹き下ろしの風には柱などで支えるため、強度がありますが
吹き上げの風は屋根と柱を繋ぐ釘や接着剤などの力で耐えなければなりません。
破風板が屋根の先端に取り付けてあることによって、吹き上がりの風を分散させることが出来るので
防風には欠かせないのです。
①-2 防水
破風は雨水の侵入を防ぐ大事な役割もあります。
台風やゲリラ豪雨など、横殴りの雨の場合、屋根内部に雨水が入り込んでしまうと
雨漏りの原因となります。
そんな横殴りの雨にも、盾の様になって雨水の侵入を防いでくれるのが破風なのです。
①-3 防火
実は破風は防火の役割も果たしています。
万一の火事の時、住宅火災は通常下から上へと延焼します。
窓などから上がった火が軒に達するのは早いため、破風板によって屋根裏への火の回りを遅らせ
延焼を最小限に喰いとめる役割があるのです。
②破風の劣化
最もよく見られる症状が、このような状態。
紫外線や雨などにより経年劣化を起こし、塗膜が劣化している状態です。
軽度なものなら、塗装を行うだけで済みます。
しかし、放置してしまうと、破風板の破損や落下につながり、屋根裏への雨水の侵入などにも
つながる恐れがあり、塗装だけでは済まない状態になります。
破風板丸ごと交換しなければならなかったり、木材の腐食が進むと、基礎自体の交換工事も必要となってくる
恐れがある為、大規模工事となり、修繕費用はかなり嵩みます。
破風の劣化放置はいいことがありません!
ご自宅の破風の状態を是非チェックしてみてくださいね!
ちなみに破風の塗装は、外壁塗装を行う時にも一緒に行いますので
外壁の塗装を検討していらっしゃる方はご安心ください☆
いかがでしたでしょうか?
なんとなく、美観のためだけにあるような部分でも、実は重要な役割を果たしているのです。
まだまだ寒い日が続き、火災が起きやすい時期が続きます。
この時期に是非おうちの破風の状態を一度チェックしてみてくださいね!
もちろん、その前に火の用心が第一です!!!
皆さんの大切なおうちが燃えて、幸せな日常を失ってしまっては大変です!!!
是非気を付けてくださいね🏠☺
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