足場って何?塗装工事での必要性
こんにちは!
ご近所のお家や建物など、『何かの工事をしている』と一目で分かるのが
足場が立っていることが目印になったりしますよね。
しかし、あの『足場』ってそもそも何なの?
絶対必要なの?って思いませんか?
組立時や解体時などに、カンカンと響く音がうるさかったり
足場の組まれた建物の室内は、なんだか圧迫感すら感じたり・・・
今日はそんな足場とその必要性について書きたいと思います。
足場とは??
①そもそも足場とは何かー。
文字の通り、足の場所。
つまり高いところや、本来空中となる場所でも足を置ける場所。
スパイダーマンの様に、壁に張り付いて作業は出来ませんので、しっかり足をつける場所が必要となります。
足場があることで、そこに立てるのはもちろんのこと
自由に移動したり、部材を置いたりも出来るので、作業をする上では必須となります。
②足場は絶対組まなきゃダメなのか?
足場って、工事するうえで金額が高いって聞くけど、絶対組まなきゃいけないの?
そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
高いお金払うのに、自分のものになる訳でも、何か形が残る訳でもない足場。
組まなくていいのであれば、お金はかけたくないですよね?
ですがこればかりは、仮に作業員が空中浮遊出来る能力者だったとしても(笑)
足場を組まなければならないのです。
それは何故かー。
『事業者は、高さが二メートル以上の箇所(作業床の端、開口部等を除く。) で作業を行なう場合において
墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない』
と、労働安全衛生規則で定められているのです。
③足場ってどんな風になってるの?
下からの様子を見る事はあっても、実際にどんな風になっているのかって
気になったりしますよね?
(※ごく稀にですが、工事が終わった後などに、足場に登ってしまう施主様がいらっしゃいます!
塗装の工程に影響が出てしまったり、何より危険ですので絶対にやめましょうね!!)
これは、とある現場の2階部分。
こんな感じでぐるっと歩いて1周出来るようになっています。
更に登っていくと、屋根上にも行けます。
写真で見るよりも、踏板の幅は思っているよりも狭く感じ、慣れている私達でも慎重に歩いたりします。
足場がある事によって、思った場所で自由に作業が出来るのですが、決して簡単な訳ではありません。
メッシュシートはあるものの、作業場が狭い為、落下の危険性もあるので
片手はしっかり掴まり、片手で作業しています。
片手は掴まった状態で作業をしなければならない時もあるので
慣れているプロの職人でも、充分に気を付けて作業を行っています。
ビケ足場とは??
塗装のお見積りを取った時に足場は『ビケ足場』と書かれていたり、説明を受けたりしたことは
ありませんか??
たまに『ビケ足場』と書いた看板やトラックも見かけることもあるのではないでしょうか??
一体ビケ足場とは何なのかー。
実はこれは、とある会社が開発した足場の名称(商品名)であり、くさび緊結式足場のことを指すのです。
国内で初めてのくさび式緊結式足場の商品名だったため、『ビケ足場』と通称で呼ばれるようになりました。
くさび緊結式足場とは、一定間隔に緊結部を備えた鋼管(鉄パイプ)を支柱として、手摺や筋交等を支柱の緊結部にくさびで緊結するタイプの足場のことです。
シンプルな構造の足場ではありますが、安全面や耐久性に優れていて、組立や解体もハンマーで行えるので
機能面とパフォーマンス性の両面を叶えられます。
通常の戸建ての塗装工事には、エミホームでもこのビケ足場を組みます。
いかがでしたでしょうか?
足場の重要性、お分かり頂けましたでしょうか??
作業員の安全や効率ももちろん大切なのですが、それより何より
皆さんの大切なご自宅で、工事中に落下事故などが起きては大変ですし
せっかく完工を楽しみに待ちわびていた気分も台無しになりますよね💦
エミホームでは、大切な皆さまのご自宅で事故などが起こらないよう
しっかり安全に作業を行えるように、足場の設置は当然のことながら
余裕をもった工程スケジュールや、作業員を含む現場全般の管理などもしっかり行っておりますので
安心して工事をお任せくださいね🎵
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