【モルタル壁②】メリット・デメリットについて
こんにちは!
前回のブログでは、モルタル壁の種類についてお話しました。
今日は、モルタル壁のメリット・デメリットについてお話したいと思います。
モルタル壁のメリット
①デザイン性が高く、意匠性に優れている
一見、昔の土壁に似たような、懐かしい感じのするモルタル壁ですが
模様を工夫すれば、おしゃれな雰囲気に出来たり
前回ご紹介したように、仕上げに様々な方法があるので
たくさんのパターンを作ることが出来たり
目地(シーリング)が無い分見た目も美しく、シーリングの施工や補修が必要ないのも
嬉しい点となります。
②金属製の壁材のように熱くなりにくい
金属性の外壁は、太陽光によって温度が上昇するため、室内が暑くなるなどのデメリットもありますが
モルタルは金属のように温度が上昇することがないため、壁の温度上昇によって室内が暑くなるという
こともありません。
遮熱塗料を塗ることで、その効果が更に増し、夏場の冷房であがる光熱費を節約出来る利点もあります。
③耐火性・耐久性に優れている
原料がセメント・砂・水と、全て不燃性のモルタル壁は、万一の火災の時でも
すぐに燃えてしまったり、有毒ガスを発したりもありません。
また、ぶつかっても簡単に破損しない強さをもっているところも、モルタル壁のいいところです。
モルタル壁のデメリット
①クラック(ひび割れ)が起きやすい
目地(シーリング)がない分、気温や湿度・地震などの衝撃といった外的要因により、どうしてもクラックが発生しがちです。
クラックを放置すると、その部分から壁の中に雨水が侵入し、建物の寿命を縮める原因となるのです。
実はモルタルの防水性能は決して高くありません。
クラックが発生したら、早めにメンテナンスを行うことが重要となってきます。
②汚れや苔などが目立ちやすい
防水性能が高くない故に苔が発生しやすかったり、表面の凹凸に汚れが溜まりやすいため
美観を保つのが難しい点はモルタル壁のデメリットです。
モルタル壁は色が淡いものが多いため、余計に汚れなどが目立ってしまうのです。
③職人の技術力が求められる
材料によって水分の吸収性に差があるため、そこを考慮して作業が出来る
技術と経験をもった職人の腕が必要です。
モルタル壁の仕上がりの良し悪しは、職人の腕に大きく左右されるため、品質にばらつきが出る恐れがあり
信頼できる職人に依頼することが重要となってきます。
いかがでしたでしょうか?
エミホームでは、モルタル壁の施工も経験豊富な職人が在籍していますので
工事のご依頼は是非、エミホームにお任せくださいね☆
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