下塗りって何??下塗り塗料の種類とその重要性
こんにちは!
梅雨前はやはり繁忙期・・・。
ありがたいことに大忙しで、最近帰宅すると疲れ果てて
かなり早い時間にぐっすり寝てしまいます・・・💦
睡眠時間がしっかり取れているからか
化粧ノリがとても良い!(どうでもいい話ですみません笑)
女性なら分かる方も多いかと思いますが、化粧ノリって大切ですよね!
睡眠時間はもちろんですが、保湿したりしてお肌を整えたり、条件に合わせて下地を色々変えてみたり・・・。
化粧をする前の段階でどんな施しをするかによって、仕上がりが変わってくるものですね!
これ、塗装でも同じなんです!
塗装する前の段階がかなり重要!
今日は『下塗り』のお話をしたいと思います。
1.下塗りとは??
塗装について調べたり、実際にお見積りをもらった時に
『下塗り』『中塗り・上塗り』という言葉を目にしたことある方も多いと思います。
この『下塗り』というのは、先ほどの化粧の話と同じように
外壁塗装の過程において、最も重要と言っても過言ではないくらい、重要なものになります。
下塗りの役割はどういったものなのでしょうか?
1-①密着性を高める
仕上げ塗料には、ほとんど密着性がありません。
仮に下塗りなしで直接屋根や壁に塗ったとしたら、すぐに剥がれてしまいます。
そこで重要なのが下塗り塗料。
外壁と仕上げ塗料の『接着剤』のような役割を果たして、仕上げ塗料の密着性を高め
早期に剥がれるのを防ぎ、きれいな仕上がりとなります。
1-②塗料染み込み防止
下塗りを行わないということは、直接外壁材を塗るということになりますので
密着性のない仕上げ塗料によって気泡が出来たりして外壁材を傷めてしまう結果になったり
また、紫外線などにより劣化している外壁材は、通常より塗料を吸い込んでしまいます。
吸い込んでしまうということはどのような状態なのかというと
塗料の樹脂成分だけをどんどん吸い込んでしまい、色の元となる顔料だけが表面に残る、といった感じになるので
色ムラが発生してしまうのです。
ですから、下塗りを行うことで外壁材が塗料を吸い込むのを防ぐため、色ムラなどが無い、きれいな仕上がりになります。
1-③塗装効果の底上げ
実は下塗り塗料にも、仕上げ塗料と同じ様に様々な性能を持つものがあります。
屋根・壁の材質や状態、環境などにあわせて下塗り塗料を選ぶことで
塗装効果の底上げが出来るわけです。
2.下塗り塗料の種類
2-①シーラー
密着効果を高め、傷んだ下地に塗料が吸い込まれるのを防ぐのが『シーラー』と呼ばれるものになります。
シーラーを塗る事で、塗装面の細かいヒビ割れを補修したり、シーラーをたくさん吸収させ、
吸い込みを止めたりする役割があります。
2-②プライマー
基本的にはシーラーと変わりません。
実はシーラーとプライマーの違いに対する正しい定義はありません。
ただし、現在販売されているプライマーは、錆止め効果を持つものもあるため
金属下地にはプライマーが使われることが多いです。
2-③フィラー
フィラーは主にモルタル壁やクラックや凹凸模様のような段差がある壁など、凹凸を平滑にしたり、
クラックを覆い隠すという役割があります。
シーラーやプライマーにパテ機能が備わったもの、というイメージですが
シーラーやプライマーより厚く塗る必要があるため、通常のローラーより塗布量が2~3倍になる
砂骨ローラーと呼ばれるものを使います。
下塗りの種類と、重要性についてお話しましたが、冒頭の化粧の話に限らず
何においてもまず、下準備や下処理って大切ですよね!
下塗りについてしっかり理解して、ご自宅の状態や材質に適した塗装工事が行われると良いですね☆
もちろん、エミホームでは
そのあたりもしっかり見極められる職人が勢ぞろいですので
安心して工事をお任せくださいね!
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