外壁塗装の見積の見方
こんにちは!
とある機関のアンケート調査で、外壁塗装を依頼しようと検討しはじめたきっかけについて
20歳~59歳の男女100名に聞いたところ、『目安である10年を経過したから』と答えた方が
最も多く、33%という結果だったそうです。
チョーキングや退色など、塗装時期であることを知ることが出来る劣化症状もありますが
チョーキングが出ていないかと毎日壁を触ってチェックする方はいらっしゃらないでしょうし
いつも過ごしているご自宅の色が退色しているかどうか、毎日見ていると気付きにくいものです。
『一般的に住宅の塗装は10~15年に一度』
という認識を持っていらっしゃる方が多く
新築時、あるいは前回施工時からの年数を目安に検討し始めたり、
建物を意識してチェックしてみたりする方が多いようです。
『うちもそろそろかな・・・?』と思った時に
まずは工事にどれくらいの費用がかかるのか、が知りたいところで
見積を取ろう!という行動に出る方が多いと思います。
今日はその、【外壁塗装の見積】についてお話します。
7割近くが『金額』に不安を抱く!
工事を依頼する際に不安になることとして、
「もらった見積が適正価格かどうか」が48.0%、「追加料金がかからないか」が21.0%と
『金額』に関する内容が7割を占めているそうです。
ただでさえ、決して安くない工事ですから
少しでも安く抑えたい!と、複数の会社から相見積もりを取られる方も
たくさんいらっしゃいますが、たくさん取れば取るほど
提案される塗料が違ったり、見積金額の違いから
何がいいのかが分からなくなり、余計悩んでしまう方も少なくないようです。
外壁塗装の見積に含まれる内容
そもそも外壁塗装の工事費用はどういった内容から構成されているのでしょうか。
基本的には主に、以下の内容から構成されているといえます。
①足場の費用
外壁塗装は足場の設置が必要不可欠です。
工事費用の中でも、なかなか大きな金額を占める足場ですから
出来ることならもう少し何とか抑えられないかな・・・と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、足場がしっかり設置されていないと、安全面はもちろんのこと
工事品質や仕上がりにも影響してしまうので、適正な費用を掛けて安定した足場を組むことが大切です。
建物の大きさや高さ、造りなどによって、組み立て方も異なるため
特殊な組み方をしなければならない場合などは、通常の足場の料金に更にプラスになる場合もあります。
②材料費
塗料はもちろんのこと、シーリング材、養生用のポリフィルムやマスキングテープや刷毛など
塗装工事に使用する材料全てです。
何の塗料を使うのかによっても勿論変わりますが、塗装面積によっても使用する材料の数が
変わってきます。
③人工代(人件費)
外壁塗装やシーリング、高圧洗浄や養生などを行う職人の手間賃です。
足場同様、建物の規模や塗装のしやすさなどによっても価格が変動します。
外壁塗装に限った話ではないですが、当然手間がかかることほど費用は高くなったりしますので
例えば外壁全体を塗装するより、一部分のみの塗装を行う方が
養生しなければならない箇所が多くなったり、かえって手間がかかったりしてしまうので
総じてみると、費用が割高になったりもします。
④諸経費
廃材の処分費や交通費、工事保険など、塗装会社側の諸々の経費です。
見積書の書き方も会社によってまちまちですが
基本的には以上の内容から構成されたものを、それぞれの㎡単価やm単価として割り出し
数量をかけて記載されるのが一般的でしょう。
会社によって見積金額が大きく違うのはなぜ??
もちろん外壁塗装にも、おおよその相場金額というものはありますが
先述したように、建物の規模や造り、施工方法によっても異なります。
しかし、同時に数社で見積を取ってみると、会社によって大幅に金額が違う・・・
なんてこともよくある話です。
それは決して、『高いところはぼったくりで、安いところは良心的!』というわけではありません。
①業態による違い
依頼先としては、家を新築したハウスメーカー・工務店・塗装工事専門の会社などがありますが
実はそれぞれ業態が違います。
ハウスメーカーや工務店などは自社で職人を抱えていないため、施工は下請けの塗装業者に依頼して工事を行います。
したがって、ハウスメーカー・工務店の利益が下請けの塗装業者に払う金額に上乗せされるため
『中間マージンが発生する』ということになるわけです。
②使用する塗料の違い
塗料やシーリング材など、何を使用するのかによっても金額が変わります。
グレードの良い塗料で提案すれば、もちろん見積金額は上がります。
また、同じグレードの塗料でも、メーカーや商品によって性能や耐久年数、価格も変わるため
例えば同じシリコン塗料でも、商品が違えば金額が変わるのも当然です。
③作業工程の違い
塗装の見積を複数から取得した時に、一番確認するべきポイントは実はここになります。
外壁塗装は主に、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本ですが、稀に2回塗りしか行わない業者も存在します。
また、塗装する前には高圧洗浄やクラック補修など、下地処理をしっかり行う必要がありますが、
細かい工程を省略して職人の手間を削り、安い価格で見積を出す業者も稀にいます。
塗装はただ塗れば良いだけではなく、下地の状態に合った事前の処理や、材質に合った材料の選定や工程があるため
どのような工程で作業が進むのか、また、どんな理由でそのような工程になるのかを
しっかり業者に確認すると良いでしょう。
外壁塗装のお見積りは単純ではなく、材料・建物の規模やつくり・材質など
色々な要素で細かいことが変わってくるので、みんなだいたい同じ!というわけではないのです。
以上の内容をふまえて言えることは、お見積りをお出しする側からすると
ササっと作ってササっとお出し出来るものではないということです(笑)
7割近くの方が、金額に関して不安を抱くわけですから
簡単に、適当に作ってお渡しするわけにはいきません!!
エミホームでは、お見積り書の内容を明確にするのももちろんですが
分からないことが多い塗装工事のことを、皆さんに分かりやすくご説明することや
しっかり調査を行い、状況をしっかり把握して必要な工事の見極めをしたうえで
安心して工事をご依頼頂けるよう、丁寧に細かくご説明をすることをこころがけ
わかりやすい資料もお渡ししています!
そろそろ時期だし、塗装工事を依頼したいけど
業者選びに迷ってしまいそう・・・
そんな時はまず、エミホームに無料点検・お見積りをご依頼ください!
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