日本の伝統技術
こんにちは!
先日、エミホームでお付き合いのある宮大工さんのご自宅へ
お邪魔する機会がありました。
宮大工さんと言えば、神社や仏閣の建築や修繕を専門的に行う大工さん。
歴史的な建築物を後世に残すため、情熱をもってお仕事されています。
そんな宮大工さんのご自宅は、もちろんご自身で建ててます!
外観も和風モダンで、細かいところにこだわっていらっしゃって
それだけでももう充分素敵だったのですが
中に入ってみて、感動の嵐!
何と表現していいのか分かりませんが
高級旅館に来たような、CMに出てきそうな、、、
正に匠の家、とでも言えばいいのか
感動のあまり、仕事の話を忘れて見学ツアー客みたいになっていましたが
一言で感想を表すと、『木のぬくもりを感じる家』でした。
宮大工さんの伝統でもある『木組み技術』、つまり釘や金物を一切使わず
木の性質や木目の流れを生かし、柱やパーツを繋ぎ合わせていくという
木と木を繋ぎ合わせる技法で造られていました。
特に印象的だったのは、大黒柱。
まっすぐ上に向かって、土台から垂直に立てられた継ぎ目のない立派な丸い一本柱。
その大黒柱と梁が、しっかりと組み上げられた構造自体そのものが
意匠として成り立っている感じがしました。
各部屋や階段・天井などにも、和を感じる部材が芸術的かつパフォーマンス性も兼ね備えて
使用されており、宮大工さんの技術はもちろん、日本の伝統のすばらしさに感動を覚えました!
洋風な住宅もおしゃれで魅力的ですが、改めて日本の伝統的な技術に触れてみて
こんな家に住みたい!と心から思えるほど素敵なおうちでした!