【雪の日の塗装は可能?】冬場の塗装についてのお話
こんにちは!
昨日は関東地方でも大雪という予報でしたが
ほぼ1日降っていたものの、さほど積もったりもせず、
今日はウソの様に晴れていたのでホッとしました☀
さて、この時期に塗装工事を検討されている方
あるいは、足場も立ててこれから工事が始まる!って方は
『雪降ったら塗装工事ってどうなるの??』って思う方も多いと思います。
今週末、また雪が降るかもな情報も出ていますので
今日はそのあたりについてお話します。
雪が降って来たら塗装は出来るの?
雪が降って来たら塗装は出来ません。
ちなみに雨の場合も同様です。
雪が降って、翌日晴れていても
屋根に雪が残っている場合や、残っていなくても乾いていない場合は
屋根塗装は出来ませんし、外壁塗装に関しても同様です。
場合によっては、壁は完全に乾いていても、屋根からの雪解け水が外壁に
当たったりする場合なども、状況によっては塗装を行えない場合もあります。
濡れていると、作業中に滑ってケガをする可能性があり危険という点と
塗装箇所と塗料の密着不良が起きやすいという点です。
塗装は乾燥が大切となる為、水や湿気は大敵となるわけです。
ここまで聞くと、雪が降る可能性がある冬は、塗装には不向きなのでは?
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、条件さえ合えば塗装工事は
問題なく行えます。
雪以外で塗装が行えない日の条件については他にもあります。
気温が5℃以下、湿度は85%以上の日
国土交通省や、日本建築学会が発行している仕様書にも記載されている内容で
「気温は5℃以下、湿度は85%以上の日は工事を行わない」というものがあります。
これは塗装工事に限らず、すべての工事に該当する内容となります。
気温が5℃以下になると塗料の品質を落としてしまったり、
塗料の伸びも悪くなり硬化不良を起こす可能性もあり、そうするとムラが出て綺麗に仕上がりません。
湿度が高いと乾燥に時間がかかり、結露なども起こしやすくなるため、先に話した塗装にとって大敵な
水分が発生することになりますので、密着不良が起こり早期塗膜剥離などを引き起こします。
これらの理由によって、スケジュール通りに工事が進まないこともあるなら
冬はあまり工事に向かないのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、冬の工事には通常よりも予備日を多く取らせて頂き、塗装が出来ない日があっても
工事を無事に終えられるように、スケジュールを長めに取らせて頂いております。
1日でも早く、スムーズに問題なく工事を終えられることが一番望ましいことではありますが
塗料本来の性能が発揮できる状況下で塗装工事を行うことが一番ですので
冬の工事をお考えの方は、工期に少し余裕を見て頂けると宜しいかと思います。
いかがでしたでしょうか?
冬はやはり皆さん『塗装に向かないのでは?』と思う方は実際に多いのですが
条件さえ満たしていれば、他の季節と同様問題なく塗装は行えます!
是非冬も選択肢に入れてみてくださいね!