シーリングの打ち替えはDIYでも可能?
こんにちは!
台風シーズン到来に向けて、点検依頼を続々と頂いております。
点検に伺って話を聞くと、気になる症状としてシーリングの劣化を
挙げる方が多くいらっしゃいます。
チョーキングなどは出ていないし、壁は気にならないけど
シーリングの劣化だけが気になる・・・
そんな時、DIYで打ち替えしても大丈夫??
今日はそんな疑問にお答えします。
そもそもシーリング工事だけをお願い出来る??
結論から言うと、答えはYESです。
ご希望であれば、シーリング工事のみも出来ます。
ですが基本は外壁塗装の時に一緒にやるのが通常です。
シーリング工事だけをやる場合でも、足場は必要になります。
また、養生や工数も余計にかかったりする場合もあるので
結果的にコストは割高になりますので、あまりお勧めはしません。
DIYでシーリングを打ち替えてみよう!
シーリング工事だけを依頼するとコスト的に高くつくことが分かりました。
それならDIYでやってみよう!
そう考える方もいらっしゃると思います。
材料はDIY用のものがホームセンターで売っていたりします。
①必要な材料
・シーリング材:外壁の材質に合ったものを選ぶことが重要です!
・プライマー:接着剤の様なもので、ボードとシーリング材を密着させるためのものです。
こちらも材質に合ったものを選ぶことが重要です!
・コーキングガン:シーリング材を充填する道具です。
・刷毛:プライマー塗布用
・ヘラ:充填したシーリング材を押さえるためのもの。
・養生テープ
・カッター
・ヘルメット:高所での作業になるので被らないと危険です!
・ご自宅の一番高いところまで届くはしご
②既存シーリングの撤去
ボードとシーリングの間にカッターを入れ、既存のシーリングを取り除いていきます。
古いシーリングが残っていたりすると、密着不良になってしまうため
残さずキレイに取り除かなければなりません。
また、外壁やジョイナー(バックアップ材)に傷がつかないように、
慎重に作業しなければなりません。
入り込んでしまったホコリやゴミもキレイに取り除きます。
③養生
地味に時間がかかる作業です。
プライマーやシーリング材が外壁につかないように、マスキングテープをつかって
キレイに養生していきます。
目地にそって直線に貼るのはもちろん、ボードの凹凸などにも残らずテープをしっかり密着させないと
キレイに仕上がりません。
地味な作業ですが、作業の腕の良し悪しが表れるところでもあります。
④プライマー塗布
冒頭でもお伝えしましたが、プライマーはボードとシーリング材を密着させるためのものです。
しっかり塗布していかないと、シーリング材が剥離を起こします。
新築時の建築のプロがやった作業でも、プライマー不足による剥離が起きることはあったりするくらいなので
ただ塗るだけと思いきや、実は難しい作業なのです。
⑤シーリング打設
コーキングガンを使って、シーリング材を充填していきます。
中に空洞が出来ないように打っていかなければなりませんので、技術が必要です。
⑥ヘラ押さえ
目地部分が平滑になるように、ヘラをつかって押さえていきます。
養生テープからはみだして、外壁につかないように注意が必要です。
もちろん、シーリング材が乾いてしまう前に、スピーディにやらなければなりません。
⑦養生剥がし
テープを剥がしていきます。
この作業も、シーリング材が乾く前に行う必要があります。
シーリングが固まってしまうと、テープも固まってしまいます。
また、テープを剥がす時に、シーリングがずれないように慎重にはがす必要があります。
養生が取れたら、完了です。
シーリング工事はプロに頼むのが良い!
時間と労力を使えば、DIYでも施工は不可能ではありません。
ですが、プロがやっても数日かけてやる作業であることを考えると
DIYでおうち1軒分のシーリング打ち替えをやるとなると
相当な時間を要するでしょう。
また、足場も無く、不安定なはしごでの作業になるため
危険を伴うのは言うまでもありません。
外壁の目地は、建物を守るために重要な役割を持つ部分です。
しっかりと施工されていなければ、役割を果たせず
建物に影響を及ぼしかねません。
シーリングの打ち替えは、外壁塗装と一緒に、プロに依頼するのが一番です!
エミホームの職人は、シーリング打設に関しては
しっかりとした腕をもった職人が勢ぞろいです!
工事を依頼したら費用はどれくらいかかるのかな・・・?
まずはお気軽に無料点検・見積をご依頼ください!
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