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光触媒って何??

こんにちは!

 

みなさんは『光触媒』という言葉を聞いたことがありますか?

日常生活の中では、あまり耳にすることは少ないかもしれませんが

外壁塗装を経験もしくは検討されている方は

『光触媒塗料』というものを聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

もしくはコロナ禍のなかで『光触媒コーティング』なんて目にした方も多いかもしれませんね。

 

一体この光触媒とは何なのでしょうか。

 

 

光触媒とは??

 

『触媒』とは、「特定の化学反応の反応速度を促進する物質で、自身は反応の前後で変化しないもの」

を指します。もう少しかみ砕いて言うと、

「そのもの自身は変化せず、化学反応を促進し、他の物質の変化を及ぼす仕掛け」という感じです。

 

では『光触媒』とはどういったものでしょうか。

 

光を受けて触媒作用を起こす=光を利用して化学反応を促進し、他の物質の変化を及ぼす仕掛け

ということになります。

 

 

光触媒塗料のメリット

 

耐久性の高さ

外壁の劣化段階において、光(紫外線)は大敵です。

ですが光触媒の場合は、その劣化の原因となる光を利用するので

紫外線による劣化が発生しにくく、耐久性が高いというメリットがあります。

 

セルフクリーニング

光触媒塗料に含まれている酸化チタンが紫外線に反応することで、

外壁に付着した汚れを分解し、雨があたることで汚れを洗い流してくれるので

汚れ防止、雨染み抑制効果で、長期的に美観を維持することが出来ます。

 

空気清浄機能

紫外線が当たることで分解されるのは汚れだけではなく、

雑菌、カビ菌、ウイルスや有害化学ガスなど、様々な物質を繰り返し分解除去してくれるため

空気清浄機のような役割を果たしてくれます。

1,000㎡の外壁に施工することで、ポプラの木約70本分の大気浄化作用があるという研究発表もあるそうです。

 

 

光触媒塗料のデメリット

 

施工の際の注意点が多い

次回の塗装の際、光触媒だと知らずに通常通りの塗装を行ってしまうと

塗った塗料が汚れと認識され、分解されて弾かれてしまったり

密着不良で早期剥離を起こしたりする可能性があったり

光触媒塗料そのもの自体も、サラサラとした水のような塗料もあり

塗った時に垂れやすく、上手く塗らないと仕上がりが悪くなったりと

色々と注意点も多く、しっかり知識と技術をもった職人が塗らないと

トラブルを引き起こす原因となってしまうことがあります。

 

 

雨や日が当たりにくい場所では効果を発揮しづらい

当然のことですが、光が当たることで反応をしますので

光りのあたりにくい場所では効果を発揮しにくいということになります。

雨が当たらない場所についても、分解した汚れが洗い流されないため

その機能を充分に発揮できません。

 

 

どんな汚れにも効果を発揮するわけではない

セルフクリーニングで汚れを分解してくれるのが光触媒塗料のメリットですが

どんな汚れでも対応できるわけではありません。

錆や黄砂、白華現象など無機質系の汚れは、酸化チタンで分解することが出来ないため

効果を発揮しません。

また、樹液や鳥のフンなど、特定の部分に過度の汚れが付着すると、分解する力が追い付かないため

これらの汚れは自分で除去する必要があるため、まったくのお掃除いらずという訳にはいきません。

 

 

コストは高くつく

専門的な技術の必要性や、材料の価格の高さから

通常の塗装よりも施工費用は高くつきます。

元々汚れが目立ちにくい色の住宅や、汚れにくい環境にある住宅などは

目に見える明らかな効果が体感できず、費用対効果が得られないかもしれません。

 

 

 

いかがでしたか?

期待出来るメリットは多く、画期的な塗料ではありますが

その費用の高さや専門性の高さから、得られる効果が左右される塗料ではあります。

光触媒塗料を塗装したいとお考えの方は、現在の状況や環境、期待出来る効果や

実績のある業者選びなど、慎重に検討して決めて頂ければと思います!

 

エミホームではもちろん、光触媒塗料の施工実績のある職人が施工を行いますので

ご安心ください☆

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