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ブロック塀の塗装

街を歩いていると、外構のブロック塀の塗装がボロボロに剥がれていたり

ぷくっと膨れていたりするのを見かけたことがありませんか?

 

ご自身の家のブロック塀だとしたら、やはり人目につく場所なので気になりますし

どんどん剥がれてくるので『どうにかしたい!』と思いますよね。

 

 

ブロック塀の塗膜の膨れ・剥がれの原因

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンクリートブロックは、塗装を行わず無塗装で仕上げる場合もありますが

塗装をするケースも多くあります。

 

ブロック塀をせっかくきれいに塗り替えたのに、早々とボロボロになってしまった・・・

なんてこともよくある話ですが、こうなってしまう原因は

コンクリートブロック自体そのものにあります。

 

コンクリートブロックには全体に小さな穴が多くあり、水を簡単に通す性質にあります。

そのため、目に見える箇所全てから水を吸い込みますので

背面からの水に弱い塗膜が膨れを起こし、ボロボロに剥がれてきてしまうのは当然のことと言えます。

 

 

 

そもそもブロック塀は塗装に不向き?

 

結論から言うと、ブロック塀は塗装に向いていません。

先述したように、全体的に水を吸い込みやすい性質ですので

水回りを遮断するのが難しいのです。

仮に、見えている部分に防水の対策を行えたとしても

土に埋没しているブロック塀に塗装するのは、避けた方がいいと言えるでしょう。

 

 

 

どうしてもブロック塀を塗装したい場合は?

 

家の外壁の色と合わせたい・・・

無塗装のブロックのままだと、何だか地味で殺風景・・・

など、どうしても塗装したいと考えることもあるかと思います。

 

その場合は、ブロック塀全体を樹脂モルタルで平滑にしたうえで

天端は金属等の笠木を設けるか、もしくは防水塗装を行い、

透湿性がある厚付け塗料や吹き付けリシンなどを用いて、裏側も全て同じように塗装します。

また、地面からの水の吸い上げを防ぐため、ブロック塀の基礎部分は

10センチ程度の、塗装しない水抜き部分を設けるようにしましょう。

 

 

 

ブロック塀の塗装は費用が嵩む!

 

しっかりと対策をしなければ、せっかくお金をかけて塗装をしても

早々と膨れが発生し、ボロボロに剥がれてきてしまったり

万一剥がれが発生した場合、補修にも工数がかかったり、特別な材料を使用したりなどがあり

結果費用が嵩むことにはなります。

 

対策や補修をしっかり行ったうえで塗装をしたとしても

ブロック自体の水を通す性質を100%カバーできるわけではないので

あくまでも膨れの発生を少なくすることが出来る、ということですので

剥がれて来てしまう可能性があるというリスクがあることは念頭に置いておくようにしましょう。

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