【ダブルトーンって何!?】よく見ると一色じゃない!
ツートンとの違いと塗装方法について
こんにちは!
職業柄、歩いているとついつい色んなおうちに目が行ってしまうのですが
最近の住宅は、オシャレな建物が多いですよね🏠
作りももちろんですが、色使いなんかもこだわってるなーって思う建物が多いです。
そんな中でも今日は、最近特に多い『ダブルトーン』についてお話したいと思います。
ダブルトーンって何!?
実際に見て頂いた方が分かりやすいかもしれませんね。
これがダブルトーンです!
もしかしたらこれを見て、『どこがダブルなんだろう???』って方も
多いかもしれません。
でも、よく見てください!
2色ありましたよね!
これがダブルトーン(通称2色塗り)です!
凹凸のある外壁を、凹部と凸部で色を変えて、立体感を出す工法です!
ツートンとは違うの??
ツートンとは、場所によって色を変えているのがツートンです。
写真の様に、2階と1階での色分けや、ベランダ部分だけ・出窓部分だけなどと
ある部分だけ違う色をアクセントに入れたり、縦ラインでの色分けもあったりします。
ダブルトーンの塗装
クリヤー塗装
以前、クリヤー塗装については書きましたが、そのままの色やデザインを残したい時には
クリヤー塗装がおすすめです。
ですが、劣化症状が出てしまっている場合や、以前塗装した塗料が特殊塗料の場合は
クリヤー塗装が出来ない場合がありますので、注意が必要です。
ダブルトーン工法
クリヤー塗装が出来ない。
でも、今のダブルトーンの感じは残したい。
そんな時はダブルトーン工法が有効です!
でも、どんな風にやるの???
基本的には、ベース色となるA色(凹部分)を、毛丈の長いローラーで塗っていきます。
その後はB色を、毛丈の短いローラーで、凹部分を汚さないように塗っていきます!
どのくらいの毛丈のローラーで、どのように塗っていき
どれだけ美しく仕上げるかは、職人の腕にかかっています。
ダブルトーン工法は、職人なら誰でも出来る訳ではなく、技術的に難しいものにもなりますし
経験豊富な職人でないと出来なかったり、出来たとしても仕上がりが汚くなってしまったりがあります。
そして、通常の塗装よりも塗り回数が増え、手間がかかるので、お値段もその分かかってきます。
ダブルトーン工法を検討される場合は、金額だけで選ばず、しっかり実績がある職人さんにお任せするのが一番です!
いかがでしたでしょうか?
うちもダブルトーンの壁だけど、まだクリヤー塗装出来るかな?と思った方は
まずは点検だけでもお気軽にご依頼ください!
もちろん、劣化症状が出てしまっていてクリヤー塗装が難しそうな場合も
エミホームではダブルトーン工法実績の多い職人が在籍しておりますので
ご安心くださいね☆
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