シーリングの劣化チェック!
こんにちは!
最近、各地で地震が続いていますね・・・。
大きな地震も多いですが、ここ1週間で震度1以上を観測した回数は
250回を超えるのだとか。。。
今一度、地震への備えを確認したほうが良いかもしれませんね!
もちろん、避難道具や避難場所の確認などなども大切ですが
建物でも確認して頂きたいことがあります!
前回のブログでも出てきた【シーリング】のお話です。
前回も少し触れましたが、シーリングは窯業系サイディングやALC外壁などの目地や
サッシの隙間などに存在します。
何のためのものなのか、その役割からお話していきます。
シーリングの役割って?
役割としては大きく分けて2つ。
「防水」と「クッション」です!
①雨水の侵入を防ぐ
外壁材と外壁材の隙間や、窓やドアのサッシ周りなど、建物に存在する隙間を埋めなければ
その隙間から雨水などが侵入し簡単に雨漏りしてしまいます。
シーリングはこういった隙間からの雨漏りや漏水を防ぎ、建物全体の防水性を高める役割を持っています。
②負担や衝撃の吸収
サイディングやコンクリートは湿度変化や地震などの揺れ、強い風の風圧を受けた時などに膨張・収縮など、
目には見えない緩やかな動きをします。
その為、固い素材を隙間なく配置してしまうと、こういった動きに対応できず、外壁材が割れてしまったり歪んでしまうなど、
外壁の耐久性が低下してしまう恐れがあるのです。
つまり、外壁材にかかる負担や衝撃を吸収し、外壁材の膨張や収縮の緩衝材となってくれているわけです!
重要な2つの役割をもったシーリング。
果たしてその寿命ってどれくらいなのでしょうか・・・?
シーリングの寿命は、環境や使用されているシーリング材などによって異なりますが
一般的に5~10年といわれています。
では具体的に、どんな風になっていると、劣化しているといえるのか。
劣化の段階を順を追ってご紹介していきます!
みなさんでも簡単にチェックできますので、是非ご自宅のシーリングをチェックしてみてください!
シーリングの劣化症状
①肉痩せしてくる
これだけ見ると少しわかりにくいかもしれませんが
触ってみても弾力性に欠け、隙間の内側に凹んでいるようなイメージです。
そろそろ寿命を迎えるサインです。
②ひび割れしてくる
細かいひび割れがたくさん出来てきます。
ひびが広がると、雨水の侵入につながります。
シーリング工事を検討しましょう。
③剥離して隙間が出来る
剥がれ始めて、隙間が発生しています。
もちろん、この隙間からも雨水は侵入しますし
緩衝材としての役割も弱くなってくるでしょう。
早めの工事をお勧めします。
④破断し、下地材(ジョイナー)が見えてしまう
完全にシーリングが破断して欠落し、下地材も
見えてしまっている状態です。
早急に工事が必要です。
いかがでしたでしょうか?
ご自分でも目視でチェックできますので、地震の多い今だからこそ
一度チェックしてみてください!
もちろん、点検のご依頼も大歓迎です!
エミホームでは、無料点検を行っておりますので、
ご紹介した症状以外でも、気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください!
前の記事へ
« 塗装って必要なもの??次の記事へ
屋根に降りる霜対策 »