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【シーリング材】『変成シリコーン』と『シリコーン』の違い

こんにちは!

 

近年では、物も情報もとても充実しているため

気になることはすぐネットなどで調べられ

物も簡単に手に入る時代ですね!

 

ご自宅のことでも、ちょっとした補修などは

YouTubeなどでやり方を見ながら、DIYでやる!という方も多くいらっしゃると思います。

 

材料なども、今ではホームセンターでDIY向けのものがたくさん取り扱われており

どれを選んだらよいのか悩んでしまいますよね💦

 

外壁のメンテナンスにおいて、DIYは決してオススメしませんが

 

何かぶつけてしまい、外壁が割れてしまった・・・

シーリングの一部分だけ傷んでしまってどうにかしたい・・・

浴室のタイルの目地を補修したい・・・

 

などなど、本当にちょっとしたことだから自分で補修する!という場合

シーリング材を使って補修をすることがあるかと思います。

そんな時、シーリング材を選ぶうえで注意して頂きたいことをお話します。

 

 

『変成シリコーン』と『シリコーン』

 

ホームセンターでは『変成シリコーン』と『シリコーン』というものが

売られている場合があります。

名前が極めて似ているものですが、両者の構造は全く異なるもので

正に『似て非なるもの』。

大きな違いがありますので、注意が必要です。

 

 

シリコーン系シーリング材

シリコーン系シーリング材は、比較的安価で入手がしやすく、ホームセンターでもよく売られています。

特徴としては耐水性や耐熱性が高く、防カビ剤の入った商品などもあり、

主に浴室やトイレ、台所など、内装の水まわりに最適です。

 

 

変成シリコーン

シリコーン系より若干劣るものの、耐久性・耐候性が高く耐用年数も長いものが多い為

屋根・外壁用として多く使用されています。

シーリング材に含まれる可塑剤などの成分が表面に滲み出て塗装を汚染し

色を変えてしまうということもありますが、最近ではノンブリードという

塗装を汚染しにくいタイプも普及しているため、外壁などには最適です。

 

 

シリコーンと変成シリコーンの最大の違い

 

両者の最大の違いは『上から塗装が出来るか出来ないか』という点です。

変成シリコーン系は塗料がのり、シリコーン系は塗料がのりません。

外壁や屋根は、メンテナンスで塗装を行う可能性が高い場所になりますので

シリコーン系を使用してしまうと、塗装を行った時に塗料を弾いてしまいます。

そのため、外壁など後々塗装を行う可能性がある箇所の補修をDIYで行う時は

変成シリコーン系のものを使用するようにしてください。

 

逆に浴室のタイル目地補修など、水に濡れる場所や内装の補修には

シリコーン系を使用することをおすすめいたします。

 

 

基本的にはプロに依頼を!

 

シーリングは外壁にとっても内装にとっても、非常に重要な役割を果たしますので

住宅にとって必要不可欠なものです。

シリコーン・変成シリコーン以外にも、種類はたくさんありますので

場所・用途・材質などによって最適な物を選ぶことが重要であり、

しっかりとした補修を行うことも難しいものです。

 

劣化してしまった、傷んでしまったなど、シーリングの劣化に気付いた時には

出来るだけ早くプロに依頼し、適切な材料で適切なメンテナンスをしてもらいましょう。

 

 

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