外壁塗装の費用を抑えるためにやってはいけないこと
こんにちは!
みなさんはご自宅の塗装メンテナンスを検討した時に
まずはじめに知りたいのは、『費用』ではないでしょうか。
決して安くはない塗装工事。
少しでも費用を抑えてお得に工事が出来たら誰もが嬉しいと思いますが
安かろう悪かろうでは、本末転倒です。
納得のいく金額で、納得のいく工事をするためには
どんな点に気を付けていけば良いのでしょうか。
塗装工事の見積を取ろう
見積は複数の業者から取るべき?
結論から言うと、答えはYESです。
『見積は3社以上とりましょう』なんてこともよく言われていることですが
見積を複数から取った方が良いとされるのは、
実は金額が安いところを見つけ出すためではありません。
単純に金額の安さを求めた比較も、業者選びをするうえでは
重要なポイントになってくると思いますが
安さだけを求めてしまうと、工事後に後悔する結果になってしまう場合もあります。
複数の業者から見積を取る理由
金額の安さを求めるためじゃないとすれば、何のために複数から見積を取る必要があるのでしょうか。
ひとつは『適正金額であるかを判断するため』です。
一社しか見積を取っていなければ、比較ができませんので
相場とかけ離れた金額であっても判断することが出来ません。
塗装工事費用を抑えるためにやってはいけないこと
値切りを執拗に迫る
安くしたいお気持ちは分かります。
ですが、あまり執拗に値切りを迫ってしまうと
お客様のご予算に合わせるために、必要な工程を削られたり
安価な材料に変えられてしまったりする可能性もあります。
これは決して業者側が悪いということではなく
予算を下げるとなれば、何かを削るか変えるしかないのは当然のことです。
また、格安店への工事依頼も注意が必要です。
安いのには必ず理由があります。
企業努力などにより、他社と完全に同内容の材料や工程・同レベルの職人の作業で
圧倒的に安く頑張っていらっしゃるという業者さんなら良いですが
そうではない場合もあります。
他社と比較して金額が圧倒的に安い場合、安い理由は何なのかを
納得できるまでしっかり確認してから判断することが、後々のトラブル防止にも繋がります。
屋根と外壁を別々に行う
だいたいの方は屋根と外壁を同じタイミングで塗装しますが
一回の費用を抑えるために、それぞれ別のタイミングで工事を検討される方がいらっしゃいます。
しかし、塗装工事には足場が必要です。
ご存じの方も多いと思いますが、足場を組むには結構大きな金額がかかってきます。
屋根と外壁の工事のタイミングを別々にするということは、2回足場を立てることになりますので
その分費用がかさむというわけです。
さらに、人工計算で金額が発生するような作業を含む場合、
まとめて工事をすれば人工代が発生しないところを、別々にすることによって費用が発生してしまうなど
細かいところ一つひとつをとっても高くつくことになってしまうため
屋根・外壁を別々のタイミングで塗装工事を行うのは、あまり得策とはいえません。
DIYで塗装を行う
塗装を行うには、当然のことですが必要な道具や塗料を全て購入する必要があります。
塗装には専門知識や技術も必要で、材質や状態などにより、色々な判断も必要となってきます。
プロでも作業完了まで平均2週間はかかりますので、DIYで家全体を塗装するには、かなりの時間と労力が必要になります。
また、高所作業になりますので、落下などの事故につながる危険性もあります。
建物の維持管理は、定期的・計画的が重要
マイカーであれば、2-3年に1度車検を通す必要があり、
あらかじめ出費の時期を把握したうえで、維持管理をしていくと思います。
人間の体でも、大きな病気をして入院や手術なんてことにならないよう
定期的に健康診断などを受けると思います。
建物の維持管理も同様に、10年や15年などに1度は
定期的にメンテナンスを行うための出費の時期がやってきますので
それを把握したうえで計画的に管理していくことが必要ですし
大事にならないように、日頃から小さな補修で済むうちに
定期的に点検を受けて、状況を把握していくことが重要なのです。
大切なご自宅を長く守っていくために、定期的・計画的に維持管理を行っていきましょう。
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